こんにちは、BOIS創建の大工の職人社長よっちゃんです。

「築40年の木造住宅、地震がきたら大丈夫だろうか」「耐震リフォームっていくらかかるの?」「住みながら工事できる?」「耐震リフォームは意味ないって聞いたけど本当?」——そんな疑問や不安をお持ちの方に向けた記事です。

愛知県は南海トラフ地震の被害想定エリアです。古い木造住宅にお住まいの方にとって、耐震対策は命を守るために避けて通れないテーマです。

この記事では、耐震リフォーム・フルリノベーションの費用を築年数別に解説し、補助金・工法・よくある疑問まで、大工出身の職人社長の立場から正直にお答えします。

耐震リフォーム費用について

【結論】耐震リフォームの費用は築年数で変わる。フルリノベ同時が最も効率的

先に結論をお伝えします。

耐震補強のみの費用は50〜250万円程度、フルリノベーションと同時に行う場合は全体で1,000〜1,800万円が目安です。

そして最も効率的なのは、耐震補強をフルリノベーションと同時に行うことです。理由は、耐震補強では壁を剥がして柱・梁・基礎を補強する必要があり、これは内装をやり直すフルリノベーションと工事範囲が重なるからです。別々に行うと壁の解体・復旧を2回行うことになり、費用も手間も二重にかかります。

フルリノベーションで耐震補強も

築年数別|耐震補強の費用相場

耐震補強の費用は、建物の築年数や劣化状態によって変わります。築年数別の目安をまとめました。

築30年:30〜120万円程度
築40年:50〜180万円程度
築50年:80〜250万円程度
築60年:100〜280万円程度
築70年以上:120〜300万円程度(状態により建て替え検討も)

築年数が古いほど、基礎や構造体の劣化が進んでいる可能性が高く、補強範囲が広くなる傾向があります。

国土交通省のモデルケースでは、築50年・2階建て・延べ面積約100㎡の木造住宅の耐震改修で約224万円という例が示されています。横浜市の調査では、耐震改修の平均費用は設計費45万円+工事費305万円の約350万円というデータもあります。

耐震改修した方がいい家

なぜ今、耐震対策が必要なのか

1981年5月以前の住宅は「旧耐震基準」

建築基準法の耐震基準は、1981年(昭和56年)6月に大きく改正されました。それ以前に建てられた住宅は「旧耐震基準」で設計されており、大地震で倒壊する危険性が高いとされています。

2026年時点で築45年以上(1981年5月以前築)の木造住宅は、特に注意が必要です。

今にも壊れそうな家耐震補強

こんな住宅は耐震リフォームの検討を

1981年5月以前に建築された住宅 基礎や柱にひび割れや劣化が見られる 増改築を繰り返している 1階に大きな窓や開口部が多い 壁が少なく開放的な間取り

「耐震リフォームは意味ない」って本当?

ときどき「耐震リフォームは意味ない」という意見を見かけます。これについて正直にお答えします。

結論から言うと、適切に行えば耐震リフォームには確実に意味があります。

「意味ない」と言われる理由は、主に以下のケースです。

診断せずにやみくもに補強した(バランスが悪く効果が出ない) 一部だけ補強して全体のバランスを崩した 施工技術の低い業者が不適切な工事をした

つまり「意味がない」のではなく「やり方が間違っていると意味がなくなる」のです。耐震診断をきちんと行い、建物全体のバランスを見て的確に補強すれば、地震に対する強さは確実に向上します。BOIS創建では大工出身の職人が建物を見極めて補強するため、ムダのない効果的な耐震化が可能です。

耐震補強をしているところ

住みながら耐震リフォームはできる?

「住みながら耐震リフォームできますか?」というご質問もよくいただきます。

耐震補強のみであれば、住みながらの工事が可能なケースが多いです。補強する箇所を区切りながら順番に工事を進めることで、仮住まいなしで対応できます。

ただし、耐震補強とあわせてフルリノベーション(間取り変更・水回り全面改修など)を行う場合は、工事範囲が広いため仮住まいが必要になることがほとんどです。

「できるだけ住みながら進めたい」というご希望も、まずはご相談ください。建物の状態と工事範囲に応じて、最適な進め方をご提案します。

耐震補強の主な工法

BOIS創建で行っている耐震補強の主な工法をご紹介します。

1. 壁の補強(耐力壁の増設)

地震の揺れに抵抗する「耐力壁」を増やします。筋交い(柱の間に斜めに入れる補強材)を追加したり、構造用合板を貼ったりして壁を強くします。

筋交い

2. 接合部の金物補強

柱・梁・筋交いの接合部を専用の金物でしっかり固定します。地震の力で柱が抜けたり接合部が外れたりするのを防ぎます。

接合部の金物補強

3. 基礎の補強

ひび割れた基礎を補修したり、鉄筋の入っていない基礎に鉄筋コンクリートを追加したりします。建物全体を支える土台を強化します。

4. 屋根の軽量化

重い瓦屋根を軽い屋根材に葺き替えることで、建物の重心を下げて揺れにくくします。

軽量屋根 耐震補強

耐震・断熱を同時に行うメリット

耐震フルリノベーションでは、耐震補強と断熱工事を同時に行うのがおすすめです。

理由は、どちらも壁を剥がして行う工事だからです。壁を開けたタイミングで耐震補強(筋交い・金物)と断熱材の充填を同時に行えば、工事が一度で済み、費用も抑えられます。

「地震に強く、夏涼しく冬暖かい家」を一度の工事で実現できるのが、フルリノベーションの大きなメリットです。

一宮市の耐震補助金を活用する

一宮市には、木造住宅の耐震化を支援する補助制度があります。

木造住宅無料耐震診断

一宮市では、1981年5月31日以前に建てられた木造住宅を対象に、無料の耐震診断を実施しています。まずはこの診断で自宅の耐震性を確認することをおすすめします。

民間木造住宅耐震改修費補助金

耐震診断の結果、判定値が1.0未満(倒壊の危険性あり)と判定された住宅の耐震改修工事に対して補助金が交付されます。対象は1981年5月31日以前に建てられた延べ床面積30㎡以上の木造住宅(プレハブ・ツーバイフォーなどを除く)です。

その他の補助・税制優遇

瓦屋根耐風対策費補助金(屋根の軽量化など) 耐震改修に伴う所得税の特別控除 固定資産税の減額措置

補助金は年度ごとに予算・要件が変わります。2026年度の最新情報は一宮市または当社にお問い合わせください。BOIS創建では補助金の申請サポートも行っています。

一宮市のリフォームの補助金・助成金

よくある質問(FAQ)

Q. 耐震リフォームの費用は築年数でどれくらい変わりますか?

A. 耐震補強のみの場合、築30年で30〜120万円、築40年で50〜180万円、築50年で80〜250万円、築60年で100〜280万円が目安です。築年数が古いほど補強範囲が広くなる傾向があります。

Q. 耐震リフォームは意味ないって本当ですか?

A. 適切に行えば確実に意味があります。「意味ない」と言われるのは、診断せずにやみくもに補強したり、一部だけ補強してバランスを崩したケースです。耐震診断を行い建物全体のバランスを見て的確に補強すれば、地震への強さは確実に向上します。

Q. 住みながら耐震リフォームできますか?

A. 耐震補強のみであれば、補強箇所を区切りながら順番に工事することで住みながら対応できるケースが多いです。ただしフルリノベーションを同時に行う場合は工事範囲が広いため、仮住まいが必要になることがほとんどです。

Q. 耐震補強とフルリノベーションは同時にやった方がいいですか?

A. はい、同時に行うのが最も効率的です。どちらも壁を剥がして行う工事のため、別々に行うと壁の解体・復旧が二重になり費用も手間もかかります。同時施工なら一度で済みます。

Q. 一宮市で耐震リフォームの補助金は使えますか?

A. 使えます。一宮市では1981年5月31日以前に建てられた木造住宅を対象に無料耐震診断を実施しており、診断結果が判定値1.0未満の場合、耐震改修費補助金が利用できます。BOIS創建では申請サポートも行っています。

Q. 耐震診断は無料でできますか?

A. 一宮市では1981年5月31日以前に建てられた木造住宅を対象に、無料の耐震診断を実施しています。まずはこの無料診断で自宅の耐震性を確認することをおすすめします。

よっちゃんからひと言

私は大工出身なので、木造住宅の構造を知り尽くしています。

耐震補強で大切なのは「どこを補強すれば、この家が地震に強くなるか」を正確に見極めることです。やみくもに金物を増やせばいいわけではありません。建物全体のバランスを見て、力が集中する場所を的確に補強することが重要です。

愛知県は南海トラフ地震の被害想定エリアです。「まだ大丈夫」ではなく「今のうちに」備えることが、ご家族の命を守ることにつながります。

まずは一宮市の無料耐震診断を受けてみてください。その結果をもとに「補強が必要な箇所」「フルリノベーションと合わせた最適なプラン」を、職人目線で正直にご提案します。押し売りは一切しません。

大工の職人社長よっちゃん

一宮市・稲沢市・江南市・名古屋市など愛知県全域で対応しています

耐震リフォーム・耐震補強・耐震フルリノベーション・耐震診断のご相談はBOIS創建まで。大工出身の職人社長が、建物の状態を見極めて最適な耐震プランをご提案します。補助金の申請サポートも行っています。

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受付時間:9:00〜17:00(日曜定休)

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※本記事の費用・補助金情報は2026年6月時点のものです。補助金の要件・予算は年度により変わります。最新情報は一宮市またはBOIS創建にお問い合わせください。

情報出典:国土交通省「住まいの耐震化」・一宮市公式サイト(住宅政策課)・各2026年

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