こんにちは、BOIS創建の大工の職人社長よっちゃんです。

「床の傷や剥がれが気になる」「歩くとギシギシ音が鳴る」「畳をやめてフローリングにしたい」——床のお悩みは、一宮でもとても多いご相談です。

この記事では、フローリングリフォームの2つの工法(張り替え・上張り)の違い、費用相場、工期、そして床鳴り・沈みの原因まで、大工として現場に立ってきた立場から正直に解説します。「うちの床はどっちの工法がいいの?」と迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

フローリングリフォームには2つの工法があります

フローリングリフォームには2つの工法があります

フローリングのリフォームには、大きく分けて「張り替え」と「上張り(重ね張り)」の2つの工法があります。どちらが向いているかは、今の床の状態で決まります。

張り替え

既存の床材をすべて剥がし、下地から確認したうえで、新しいフローリングを張る方法です。

いちばんの利点は、床下・下地の状態を確認できること。長く住んでいると下地が弱っていることがあり、床鳴りや沈みの原因が下地にある場合は、この工法でないと根本的に直せません。ただし、解体・処分の手間がかかるぶん、上張りより費用も工期も増えます。

ひとつ職人目線の補足を。フローリングは通常、壁の仕上げ材を張る前に先行して張られています。そのため壁がフローリングの上に乗っていて、単純には剥がせません。壁際は専用工具で解体しますが、手間は見た目以上にかかります。ここが張り替えの費用・工期に効いてきます。

既存の床材をすべて剥がし、下地から確認。新しいフローリングを張る

上張り(重ね張り)

今の床の上から、新しいフローリングを重ねて張る方法です。

解体しないのでゴミが出ず、下地処理も不要なため、費用も工期も抑えられます。マンションのように騒音・ホコリへの配慮が必要な現場でも採用しやすい工法です。ただし床の状態が良いことが前提で、床鳴りや沈みがある場合には向きません(後述します)。

上張りをするときの2つの注意点

手軽な上張りですが、押さえておきたい注意点が2つあります。

1. 扉が干渉しないか確認する

上張りは既存の床の上に重ねるため、床が少し高くなります。上張り用フローリングの厚みは1mm・3mm・6mm・9mmなどさまざま。厚いほど耐久性は上がりますが、扉の下が床に擦る可能性があります。段差が出る場合は見切り材で調整します。事前確認が大切です。

2. 巾木(幅木)の交換が必要か確認する

巾木は壁と床の境目の見切り材です。上張りの際、巾木も新しくした方がきれいに仕上がる場合があります。取り付け自体は難しくありませんが、材質で価格差があります。床材と色を合わせると、部屋の印象がすっきりまとまります。

フローリングリフォームの費用相場(2026年7月時点)

費用は工法・床材の種類・施工面積で大きく変わります。㎡単価だけでなく、床材費・工賃・廃材処分費まで含めて把握することが大切です。

工法別の㎡あたりの目安は次の通りです。

工法㎡あたりの目安
上張り(重ね張り)6,000〜12,000円/㎡
張り替え10,000〜18,000円/㎡(既存床材の撤去・処分費含む)

畳からフローリングに張り替える場合

畳からフローリングに張り替える場合

畳はほかの床材と高さが異なるため、下地の調整が必要です。そのぶん、フローリング同士の張り替えより費用が高くなる傾向があります。6畳の畳をフローリングに張り替える場合の相場は18〜26万円程度です。

畳の厚みは55mmほど、フローリングは12mmほど。そのまま張ると床が下がってしまうので、下地を造作して高さをそろえます。この下地材のぶん、材料費が余分にかかることを見込んでおきましょう。

※2026年は資材価格が上昇傾向にあります。検討中の方は、早めのご相談・お見積もりをおすすめします。正確な費用は無料現地調査でご提示します。

工期の目安

上張り工法の場合

平均1〜2日程度。10〜20㎡程度のリビングや寝室なら1日で完了することも少なくありません。解体が不要なので、住みながらのリフォームにも向いています。段差調整が必要な場合はやや延びることがあります。

張り替え工法の場合

平均2〜4日程度。面積が広い場合や下地の補修が必要な場合は1週間近くかかることもあります。撤去・処分、下地の確認・補修、施工と工程が多く、騒音やホコリも出やすいため、家具移動や仮住まいの検討が必要になるケースもあります。

床鳴り・きしみ・沈みは「下地」のサインかもしれません

「歩くとギシギシ鳴る」「一部が沈む感じがする」——これは床の表面ではなく、下地(根太・大引き・束など)が傷んでいるサインのことが多いです。

この場合、上張りで表面だけを新しくしても、原因は残ったままなので、いずれまた症状が出てしまいます。床鳴りや沈みが気になるときは、張り替えで一度床を開けて、下地の状態を確認・補修してから仕上げるのが確実です。シロアリ被害や水まわりの腐食が隠れていることもあるので、早めに見ておくと安心です。

一宮での床リフォーム、BOIS創建の考え方

私自身が大工出身なので、床は「表面の見た目」だけでなく「下地から見る」のが習慣です。同じフローリングを張るのでも、下地の状態を見極めて工法を選ぶかどうかで、仕上がりの持ちが変わります。

一宮では、築年数の経った戸建てで「畳をフローリングに」「床鳴りを直したい」というご相談が特に多いです。上張りで手軽に・きれいに仕上げるケースもあれば、床鳴りの原因を突き止めて下地から直すケースもあり、そこはお住まいの状態次第で正直にご提案します。「上張りで十分ですよ」とお伝えすることもあります。押し売りはしません。

和室の畳をリビングに
畳をフローリングに

断熱性を高める床材の選び方

床は、断熱性を高めると冬の底冷えが和らぎ、光熱費にも効きます。代表的な床材の特徴は次の通りです。

無垢材:天然木そのもので、空気を多く含むため断熱性・調湿性に優れます。冬でも暖かみを感じやすい反面、湿度・温度変化で伸縮しやすく、メンテナンスが必要です。

複合フローリング:合板に木材の薄板を貼ったもの。無垢材より安定性が高く価格も抑えめ。断熱材と組み合わせると効果を高められます。

コルク:柔らかく弾力があり、足腰にやさしい素材。気泡構造で断熱性・防音性が高く、環境にも配慮された素材です。

床暖房を入れる場合は、熱伝導率が高く寸法安定性のある素材(複合フローリングなど)を選び、必ずメーカーの床暖房対応品を使うのがポイントです。対応品でないと反りや劣化の原因になります。

メーカーの選び方(Panasonic・DAIKEN・LIXIL)

代表的な3メーカーの特徴を簡単に。

Panasonic「ベリティス」:独自コーティングで耐摩耗性が高く、汚れ・傷・水に強い。抗菌・抗ウイルス性能も。デザインが豊富です。

DAIKEN「トリニティ」:化粧シートながら立体的でリアルな木目。傷・凹み・日焼けに強く、耐久性が高いのが特徴です。

LIXIL「ラシッサ」:木の質感を表現したシートフローリング。耐水性・抗菌性、ペットがすべりにくい仕様など機能性に優れます。

カタログやショールームで実物を見て選ぶのがおすすめです。どれが合うか迷ったら、現地の状態も踏まえてご提案します。

フローリングリフォームで使える補助金【2026年版】

床のリフォームで使える可能性がある補助金には、国の「住宅省エネ2026キャンペーン」や、一宮市など各自治体のリフォーム支援制度があります。

住宅省エネ2026キャンペーンは、国土交通省・経済産業省・環境省が連携する制度で、「みらいエコ住宅2026事業」「先進的窓リノベ2026事業」「給湯省エネ2026事業」などで構成されています。

注意したいのは、フローリングの張り替え単体では補助対象にならないことが多い点です。ただし、床下への断熱材の追加施工や、バリアフリー改修(段差解消・手すり設置)と一緒に行う床工事であれば、対象になる可能性があります。「床を断熱改修する」という目的にすると使える道が出てきます。詳しくはこちらの記事もご覧ください。

補助金を使う際の注意点は次の4つです。工事前の申請が必須(着工後は原則対象外)、対象工事・性能基準に適合しているか確認、予算枠に限りがあり早期終了もあるため早めの申請、自治体ごとに条件・金額・申請方法が異なるため一宮市など地元の制度を必ず確認、の4点です。

フローリングリフォームはDIYできる?

フローリングリフォームはDIYできる?

上張り(重ね張り)で、クリック式や接着剤不要の床材を使うなら、DIYでも挑戦しやすい工法です。一方で、床の水平が取れていない・既存床が浮いている・たわんでいる場合や、張り替え(解体・下地補修・廃材処分)になると、難易度が一気に上がります。

特に注意したいのが、床鳴りや沈み、カビ・シロアリ被害がある床にそのまま上張りしてしまうこと。原因が隠れたままになり、かえってトラブルの元になります。また、マンションは管理規約で遮音等級が定められていることが多く、DIYが禁止されている場合もあります。

見た目・耐久性・保証まで考えると、広い面積や仕上がりにこだわる場合はプロに任せると安心です。下地から段差調整・巾木の仕上げまで一貫して対応でき、施工不良のリスクも避けられます。

よくある質問(FAQ)

Q. フローリングの「張り替え」と「上張り」はどちらがいいですか?

A. 床鳴りや沈みがある・下地から傷んでいる場合は、床を開けて確認できる「張り替え」が向いています。床の状態が良く、費用と工期を抑えたい場合は「上張り」がおすすめです。お住まいの床の状態で選ぶのが基本です。

Q. フローリングリフォームの費用相場はどれくらいですか?

A. ㎡あたりの目安は、上張りで6,000〜12,000円、張り替えで10,000〜18,000円(撤去・処分費込み)です。6畳の畳からフローリングへの張り替えは18〜26万円程度が目安です。正確な費用は現地調査でお見積もりします。

Q. 床がきしむ・沈むのですが、上張りで直りますか?

A. 床鳴りや沈みは下地(根太や大引きなど)が傷んでいるサインのことが多く、上張りで表面だけを新しくしても直らない場合が多いです。張り替えで一度床を開け、下地を確認・補修してから仕上げるのが確実です。

Q. マンションでもフローリングを張り替えられますか?

A. できます。ただしマンションは管理規約で遮音等級(L45など)が定められていることが多く、対応した遮音フローリングを使う必要があります。詳しくはマンションリノベの解説もご覧ください。

Q. フローリングリフォームに補助金は使えますか?

A. 単体では対象外のことが多いですが、床下の断熱改修やバリアフリー改修と組み合わせれば、2026年の「住宅省エネ2026キャンペーン」などの対象になる可能性があります。工事前の申請が必須なので、計画段階でご相談ください。

一宮市・稲沢市・江南市・名古屋市など愛知県全域で対応しています

「床の傷や剥がれが気になる」「床鳴りを直したい」「畳をフローリングにしたい」——そんな時は、地域密着のBOIS創建にご相談ください。大工出身の職人社長が、下地の状態まで見極めて、最適な工法を正直にご提案します。無料現地調査・お見積もりからお気軽にどうぞ。

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受付時間:9:00〜17:00(日曜定休)

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※本記事の費用相場・工期の目安は2026年7月時点の一般的な情報に基づくもので、実際の費用・期間は物件の状態・工法・床材により変動します。補助金の対象可否・申請条件は、各制度の公式窓口および一宮市などお住まいの自治体で必ずご確認ください。

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