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地震に強い家にするには|耐震診断から始める、我が家の備え【一宮市の職人社長が解説】
こんにちは、BOIS創建の大工の職人社長よっちゃんです。
2026年7月、熊本県で最大震度7を観測する地震がありました。日本は本当に地震の多い国で、いつどこで起きてもおかしくありません。愛知県も、南海トラフ地震の想定地域に含まれています。
こういうニュースがあると、「うちの家は大丈夫だろうか」と気になる方は多いと思います。
今日は、不安を煽るためではなく、今日からできる具体的なことをお伝えします。結論から言うと、まずやるべきは耐震診断です。しかも一宮市なら、木造住宅の耐震診断は無料で受けられます。
まずは「無料の耐震診断」から
一宮市では、木造住宅の無料耐震診断を実施しています。
耐震について考えるとき、いきなり工事の話から入る方が多いのですが、順番が逆です。まず、自宅が今どういう状態なのかを知る。話はそこからです。
診断では「判定値」という数字が出ます。これは、震度6強から震度7クラスの大規模な地震に対する倒壊の可能性を数値化したものです。この数字が1.0未満だと、地震に対して弱い可能性がある、という判断になります。
無料ですし、まず受けてみることをおすすめします。結果が良ければ安心できますし、悪ければ次の手が打てます。どちらに転んでも、知っておいて損はありません。
特に気にしてほしいのは「1981年以前」の家

耐震の話でひとつの区切りになるのが、1981年(昭和56年)5月31日という日付です。
この日を境に、建築基準法の耐震基準が大きく変わりました。それ以前に建てられた家は「旧耐震基準」と呼ばれ、現在の基準に照らすと耐震性が不足している可能性があります。
一宮市の各種補助制度も、この1981年5月31日以前に建てられた木造住宅を対象にしているものがあります。心当たりのある方は、一度ご確認ください。
一宮市で使える耐震関連の補助制度
一宮市には、耐震に関する補助制度がいくつかあります。2026年度の申請受付は、2026年4月1日から12月15日までです。
耐震改修設計費の補助:無料耐震診断の結果、判定値が1.0未満だった住宅について、判定値が+0.3かつ1.0以上になる耐震改修設計を行う場合に使えます。補助率は対象経費の3分の2です。
耐震改修費の補助:実際に耐震改修工事を行う場合の補助です。
耐震シェルター等設置の補助:判定値が0.7未満の場合、住宅の一部に強固な箱型の空間(耐震シェルター)や、防災ベッドを設置する費用の一部が補助されます。家全体の改修が難しい場合の、現実的な選択肢です。
解体工事費の補助:判定値1.0未満などの条件を満たす場合、解体費用の補助もあります。
ここで大事な注意点を2つ。ひとつは、予算に限りがあり先着順だということ。仮受付はできないので、早めの動き出しが肝心です。もうひとつは、工事の契約・着手の前に申請が必要なこと。工事を始めてからでは対象外になってしまいます。
制度の詳細や最新の状況は、一宮市住宅政策課(0586-85-7010)にご確認ください。
「建て替えるしかない」と思う前に

ここからは、職人としての本音です。
耐震性が足りないと分かったとき、「もう建て替えるしかないのか」と考える方が多くいらっしゃいます。でも、必ずしもそうとは限りません。
構造がしっかりしている木造住宅なら、既存の躯体を活かしたまま、耐震性を高めることができます。壁を補強する、金物で接合部を固める、傷んだ土台を入れ替える。こうした工事で、建て替えずに安全性を確保できるケースは少なくありません。
私たちが手がけている耐震フルリノベーションでは、耐震補強と一緒に断熱もやり直すことが多いです。壁を開けるタイミングは同じなので、一度にやったほうが効率がいい。地震に強く、冬も暖かい家になります。
もちろん、建物の状態によっては建て替えのほうが適している場合もあります。土台や柱の傷みが激しい場合、リノベーションでかえって高くつくこともある。そこは正直にお伝えします。
どちらが良いかは、実際に見てみないと分かりません。 現地を確認して、構造の状態を見たうえで判断します。「リノベでいけますよ」と言うこともあれば、「これは建て替えを検討されたほうがいい」とお伝えすることもあります。
完璧を目指さなくてもいい

最後に、これはぜひお伝えしたいことです。
耐震補強は「やるか、やらないか」の二択ではありません。予算やお住まいの状況に応じて、できる範囲から始められます。
家全体の改修が難しければ、寝室だけでも耐震シェルターを設置する。防災ベッドを入れる。これも立派な備えです。一宮市の補助対象にもなっています。
大切なのは、家が完璧になることではなく、そこに住む人が助かることです。まずは診断を受けて、現状を知るところから始めてみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 耐震診断はどこで受けられますか? 費用はかかりますか?
A. 一宮市では木造住宅の無料耐震診断を実施しています。まずはお住まいの自治体の窓口(一宮市の場合は住宅政策課)にお問い合わせください。診断では「判定値」という数値が出て、1.0未満だと地震に対して弱い可能性があると判断されます。
Q. 1981年以前の家は必ず耐震補強が必要ですか?
A. 必ずしもそうとは限りませんが、1981年5月31日以前は旧耐震基準のため、現在の基準では耐震性が不足している可能性があります。まずは耐震診断で現状を確認することをおすすめします。補助制度の対象年でもあります。
Q. 耐震改修の補助金はいつまでに申請すればいいですか?
A. 一宮市の2026年度の受付は2026年12月15日までですが、予算に限りがあり先着順です。また工事の契約・着手前に申請する必要があります。検討されている方は早めに動くことをおすすめします。
Q. 耐震性が低いと言われたら、建て替えるしかないですか?
A. そうとは限りません。構造がしっかりしていれば、既存の躯体を活かして壁を補強したり、金物で接合部を固めたりすることで耐震性を高められます。ただし土台や柱の傷みが激しい場合は建て替えが適することもあるため、現地を見たうえでの判断になります。
Q. 家全体の耐震改修は予算的に難しいのですが、他に方法はありますか?
A. 耐震シェルターや防災ベッドという選択肢があります。住宅内の一部に強固な箱型の空間をつくったり、ベッド上部を金属フレームで覆ったりして、就寝中の安全を確保するものです。一宮市では判定値0.7未満の場合に設置費用の補助があります。
Q. 耐震補強と断熱リフォームは一緒にできますか?
A. できますし、おすすめしています。どちらも壁を開ける工事なので、一度にまとめたほうが効率的で、費用も抑えられます。地震に強く、冬も暖かい家になります。
BOIS創建が大切にしていること

BOIS創建は、一宮市に本部と工場を構える地域密着の工務店です。私自身が大工出身で、現場の納まりまで分かったうえでご提案しています。
耐震は、完成すると見えなくなる部分の工事です。だからこそ、工事の透明化をテーマに、壁の中で何をしているかまでお見せしています。
そして、無理におすすめすることはしません。「今の状態なら急がなくていいですよ」とお伝えすることもあります。まずは現状を知っていただくことが第一だと思っています。
一宮市・稲沢市・江南市・名古屋市など愛知県全域で対応しています
「うちの家は地震に耐えられるだろうか」「耐震診断の結果をどう読めばいいか分からない」「建て替えかリノベか迷っている」——そんな時は、地域密着のBOIS創建にご相談ください。現地を見たうえで、正直にご提案します。無料現地調査・お見積もりからお気軽にどうぞ。
Tel:0120-962-193
受付時間:9:00〜17:00(日曜定休)
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※本記事の補助制度の内容は2026年9月時点の情報に基づきます。申請期間・補助率・対象条件は変更される場合がありますので、最新の情報は一宮市住宅政策課(0586-85-7010)および一宮市公式サイトで必ずご確認ください。情報出典:一宮市公式サイト(耐震補助事業関係/2026年)。
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