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【一宮市】リノベーション中の仮住まいは必要?住みながら工事との判断基準5つを職人社長が解説
目次
- この記事でわかること
- まずは工事の範囲で大きく分かれる
- 仮住まいが必要かを決める5つの判断基準
- 1. キッチン・浴室・トイレが同時に止まらないか
- 2. 解体のほこりと音に耐えられるか
- 3. ご家族に、工事の影響を受けやすい方がいないか
- 4. 家具と荷物を逃がす場所があるか
- 5. 工事する場所を区切れる間取りか
- 住みながら工事のメリット・デメリット
- 仮住まいのメリット・デメリット
- 仮住まいの探し方
- よく使われる3つの選択肢
- 探すときに確認しておきたいこと
- 見落としがちな費用と手間
- 工事中の暮らしで気をつけたいこと
- 住みながら工事を選んだ場合
- 仮住まいを選んだ場合
- よくある質問
- フルリノベーション中も、住みながら工事はできますか?
- 仮住まいの期間はどれくらい見ておけばいいですか?
- 住みながら工事のほうが安くなりますか?
- 水回りが使えない間はどうすればいいですか?
- ペットがいる場合はどうすればいいですか?
- 仮住まいの手配は工務店がしてくれますか?
- まとめ
こんにちは。愛知県一宮市で住まいのリノベーションをやっております、大工の職人社長のよっちゃんです。
先に結論からお伝えします。家全体に手を入れるフルリノベーションやスケルトン工事なら、工事中は仮住まいを用意するのが基本です。一方で、工事する場所を区切れる場合や、水回りを一度に止めなくて済む場合は、住みながら進められることもあります。
決め手になるのは「工事の範囲」と「水回りが止まるかどうか」、そして「ご家族の暮らし方」です。今日は、仮住まいにするか住みながらにするかを判断するための考え方を、現場を見てきた立場からお話しします。

この記事でわかること
- 工事の範囲ごとに、住みながら工事ができるかどうかの目安
- 仮住まいが必要かを決める5つの判断基準
- 住みながら工事と仮住まい、それぞれのメリット・デメリット
- 仮住まいの探し方と、見落としがちな費用・手間
- 工事中の暮らしについて、よくある質問
まずは工事の範囲で大きく分かれる
「住みながらできますか?」と聞かれたら、まず確かめたいのは「どこまで工事するか」です。答えはほとんど工事の範囲で決まるからです。
| 工事の範囲 | 住みながら工事 | 理由 |
|---|---|---|
| 外壁・屋根の改修 | できることが多い | 家の中にはほとんど入らない。足場や音への配慮は必要 |
| 水回りの一部だけ(キッチンだけ、浴室だけ) | できることが多い | 使えない設備がある期間を、別の方法でしのげば暮らせる |
| 内装中心のフルリフォーム(間取り変更なし) | 区切れればできる | 1階と2階、部屋ごとなど、工事場所を分けて順番に進める |
| 間取り変更を含むフルリノベーション | 難しいことが多い | 壁や床を広く解体するため、生活できる部屋が残りにくい |
| スケルトンリノベーション(骨組みだけ残す) | 基本的にできない | 内装も設備もすべて撤去するため、住める状態ではなくなる |
戸建てでもマンションでも考え方は同じです。マンションのスケルトンリノベーションは、室内がすべて工事現場になるので、仮住まいが前提になります。
それぞれの工事の費用感は、木造戸建てのフルリノベーション完全ガイドとマンションフルリノベーション完全ガイドにまとめています。
仮住まいが必要かを決める5つの判断基準
表の「区切れればできる」「難しいことが多い」に当てはまる方は、次の5つで考えてみてください。ひとつでも厳しいものがあれば、仮住まいを検討したほうが、ご家族も工事も落ち着いて進められます。
1. キッチン・浴室・トイレが同時に止まらないか
いちばん大きいのがここです。水回りは配管をつなぎ替えるため、工事中は使えない期間が出ます。
キッチンだけなら、電子レンジや外食でしのげます。浴室だけなら、近くの銭湯や実家のお風呂を借りる手もあります。ところがトイレまで同時に止まると、住みながらはかなり厳しくなります。
水回りを全部入れ替える計画なら、「どれを、どの順番で、何日ずつ止めるか」を工事前に工務店と詰めておくことが欠かせません。止める順番を工夫すれば住みながらいける場合もありますが、その分、工事全体は長くなります。

2. 解体のほこりと音に耐えられるか
古い壁や床を壊すと、どれだけ養生(ビニールやシートで覆って保護すること)をしても、細かいほこりは家の中に回ります。築年数の古い家ほど、壁の中や天井裏にたまっていたほこりが一気に出てきます。
音も大きいです。解体の時期は、電動工具の音や、壁を壊す音が一日中続きます。日中に家にいる方にとっては、思っている以上に疲れるものです。
3. ご家族に、工事の影響を受けやすい方がいないか
次のような方がいるご家庭では、住みながら工事はおすすめしにくいです。
- 小さなお子さん(昼寝、ほこり、工具や資材への接触)
- 高齢の方(段差や通路の変化での転倒、音やほこりによる体調への影響)
- ぜんそくやアレルギーのある方
- 在宅で仕事をされる方(オンライン会議中の騒音)
- ペット(音への怯え、脱走、資材の誤飲)
ご家族のうち、誰か一人でもつらい思いをするなら、その方だけ実家に身を寄せるといった分け方もあります。

4. 家具と荷物を逃がす場所があるか
工事する部屋は、家具も荷物も空にする必要があります。住みながらの場合、残りの部屋に荷物を詰め込んで暮らすことになります。
荷物を逃がす部屋が確保できない場合は、トランクルームを借りるか、思い切って処分するかの判断が必要です。そこまでするなら、いっそ仮住まいに移ったほうが暮らしやすいこともあります。
5. 工事する場所を区切れる間取りか
住みながら工事ができるかどうかは、間取りでも変わります。
- 1階と2階で工事を分けられる(2階で暮らしながら1階を工事する)
- 玄関から生活する部屋まで、工事場所を通らずに行ける
- 階段やトイレが、工事場所と別の場所にある
逆に、家の真ん中を通らないとどこにも行けない間取りや、1階と2階を両方同時に触る計画だと、住みながらは難しくなります。
住みながら工事のメリット・デメリット
| 内容 | |
|---|---|
| メリット | 家賃や引っ越しの費用がかからない |
| メリット | 工事の様子を毎日見られる。気になることをその場で相談できる |
| メリット | 通勤・通学や、ご近所との付き合いがそのまま続く |
| デメリット | ほこり・音・職人の出入りで、落ち着いて暮らせない |
| デメリット | 毎日の片付けや養生のやり直しに時間がかかり、工期が延びやすい |
| デメリット | 工事を区切って進める分、まとめて工事するより手間が増えることがある |
ここは正直にお伝えしておきたいところです。住みながら工事は、職人の側にも負担がかかります。
朝来て、養生を広げ、作業し、夕方には住む方の生活の邪魔にならないよう片付ける。この準備と片付けが毎日入ると、その分、実際に手を動かせる時間は短くなります。電気や水道を止める作業も、生活に支障が出ない時間帯を選ぶ必要があります。
「家賃が浮くから」と住みながらを選んでも、工事の手間が増えれば、その分が工事費に乗ってくる可能性があります。浮くお金と増えるお金の両方を比べて決めてください。
仮住まいのメリット・デメリット
| 内容 | |
|---|---|
| メリット | ほこりや音のストレスがなく、普段どおりに暮らせる |
| メリット | 家が空なので、工事をまとめて効率よく進められる |
| メリット | 解体後に見つかった傷みにも、腰を据えて対応しやすい |
| デメリット | 家賃、引っ越し、荷物の保管などの費用がかかる |
| デメリット | 引っ越しが行きと帰りの2回になる |
| デメリット | 住所が変わることで、手続きや通勤・通学に手間が出る |
3つめのメリットは、大工として強調しておきたい点です。
古い家は、壁や床をはがしてみて初めて分かる傷みがあります。土台の腐れ、シロアリの跡、雨漏りの跡。家が空なら、こうしたものが出てきたときに、どう直すかを落ち着いて相談できます。住みながらだと、どうしても「早く塞いで生活を戻さないと」という気持ちが先に立ちます。
解体してから追加の工事が必要になることがあるので、工事費とは別に予備費を見ておくことをおすすめしています。予算の組み方は500万円でどこまでリフォームできるかをまとめた記事でも触れています。
仮住まいの探し方
よく使われる3つの選択肢
| 仮住まいの形 | 向いているケース | 気をつけること |
|---|---|---|
| 実家・親族の家 | 近くに頼れる家がある | お互いの生活への遠慮。長くなるほど負担が出やすい |
| マンスリーマンションなどの短期賃貸 | 工事期間がある程度読めている | 家具家電付きが多いが、家族の人数によっては手狭 |
| 一般の賃貸住宅 | 工事が長くなりそう、家族の人数が多い | 契約期間の縛りや、入居時の初期費用を確認する |
一宮市や尾張地域では、実家が近くにあるご家庭も少なくありません。頼れる家があるなら、まずはそこから考えてみるのが現実的です。
探すときに確認しておきたいこと
- 子どもの学区が変わらない範囲か。通学路は安全か
- 通勤の経路が大きく変わらないか
- 工事中の自宅に、様子を見に行ける距離か
- 工事が延びたときに、契約を延長できるか
- ペットが一緒に住めるか
最後の「延長できるか」は大事です。解体後に追加の工事が出たり、設備の納品が遅れたりして、完成時期がずれることがあります。仮住まいの契約は、工事の予定よりも余裕を持たせておくと安心です。
見落としがちな費用と手間
仮住まいを選ぶなら、工事費とは別に次のものを予算に入れておいてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 家賃 | 工事期間に加えて、前後の引っ越し期間も含めて見ておく |
| 入居時の初期費用 | 敷金・礼金・仲介手数料など。短期賃貸は条件がそれぞれ違う |
| 引っ越し費用 | 行きと帰りの2回分 |
| 荷物の保管 | 仮住まいに入りきらない家具はトランクルームなどに預ける |
| 手続き | 郵便の転送、ネット回線、学校や勤務先への連絡 |
| 交通費 | 通勤・通学の経路が変わる場合 |
金額は物件や時期、ご家族の人数で大きく変わるので、ここでは具体的な数字は挙げません。見積もりの段階で工事の予定期間を確認し、その期間をもとに、仮住まいの費用もあわせて資金計画に入れておくのがおすすめです。
なお、建て替えの場合は、工事期間中の仮住まいがほぼ必須になります。フルリノベーションと建て替えを比べるときは、仮住まいの費用も含めた総額で比べてください。
工事中の暮らしで気をつけたいこと
住みながら工事を選んだ場合
- 工事する部屋と暮らす部屋の境目を、工事前に決めておく
- 貴重品や大事な書類は、工事場所から離した部屋にまとめる
- 職人の出入りの時間帯、トイレの借り方などを最初に取り決める
- ご近所へのあいさつは、施主さんと工務店で一緒にしておくと安心
ご近所との関係は、住みながらでも仮住まいでも大切です。工事の音や車の出入りはご近所にも影響します。戸建てのご近所との付き合い方はご近所トラブルと解決策の記事にまとめています。
仮住まいを選んだ場合
- 工事中も、ときどき現場を見に来ていただく
- 解体して壁や床の中が見えたタイミングは、特に立ち会いをおすすめする
- 連絡の手段(電話、LINEなど)と、決めごとをする時の段取りを最初に決めておく
離れて暮らしていると、現場で決めたいことが出たときにやりとりが遅れがちです。進み具合をどう共有してもらえるかも、契約前に工務店へ確認しておくと安心です。

よくある質問
フルリノベーション中も、住みながら工事はできますか?
工事の範囲によります。間取り変更を伴うフルリノベーションやスケルトン工事では、住める部屋が残らないため、仮住まいが基本です。内装中心の工事で、1階と2階など工事場所を区切れる場合は、住みながら進められることもあります。
仮住まいの期間はどれくらい見ておけばいいですか?
工事の期間に、前後の引っ越しの期間を足して考えてください。工事の期間は範囲や建物の状態で変わるため、見積もりの段階で工務店に予定を確認するのが確実です。解体後の追加工事や設備の納期で延びることもあるので、契約は余裕を持たせておくと安心です。
住みながら工事のほうが安くなりますか?
家賃や引っ越しの費用はかかりません。ただ、毎日の養生や片付け、工事を区切って進める手間が増えるため、工期が延びたり、その分が工事費に乗ったりすることがあります。浮く費用と増える費用の両方を比べて判断してください。
水回りが使えない間はどうすればいいですか?
止める設備によって対処が変わります。キッチンは電子レンジや外食、浴室は銭湯や親族の家などでしのぐ方法があります。トイレが使えない期間ができる場合は、住みながら工事はかなり厳しくなるので、止める順番を工事前に工務店と相談してください。
ペットがいる場合はどうすればいいですか?
工事中は音や人の出入りでペットが落ち着かず、ドアの開け閉めで脱走するおそれもあります。住みながら工事の場合は、工事場所から離れた部屋で過ごさせるか、工事の期間だけ預け先を考えておくと安心です。仮住まいを探すときは、ペット可の物件かどうかを最初に確認してください。
仮住まいの手配は工務店がしてくれますか?
対応は会社によって違います。仮住まいの物件探しは不動産会社が窓口になることが多いので、工事の予定期間を工務店に確認したうえで、物件を探すのが一般的な流れです。仮住まいが必要かどうかの見極めは、工事の計画とあわせてご相談ください。
まとめ

工事中にどこで暮らすかは、工事の範囲でおおよそ決まります。家全体に手を入れるなら仮住まいが基本。工事場所を区切れるなら、住みながらという選択肢もあります。
迷ったときは、この5つを確かめてみてください。
- キッチン・浴室・トイレが同時に止まらないか
- 解体のほこりと音に耐えられるか
- ご家族に影響を受けやすい方がいないか
- 家具と荷物を逃がす場所があるか
- 工事場所を区切れる間取りか
どちらを選んでも、正解・不正解はありません。大事なのは、ご家族が無理をしない形を、工事の計画と一緒に決めておくことです。
私たちは一宮市を拠点に、尾張地域(一宮市・稲沢市・江南市など)で住まいのリノベーションをやっています。「うちの工事なら住みながらいけるだろうか」と迷っていらっしゃるなら、まずは今のお住まいと、やりたいことを聞かせてください。工事の範囲と段取りを一緒に整理したうえで、仮住まいが必要かどうかを正直にお伝えします。
お問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ。
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