中古マンションフルリノベーション|和室を解体して超広々リビングへ|築28年マンションのビフォーアフター
目次
- 工事概要
- Before → After:和室が超広々リビングに
- 費用について
- 工事のポイント
- 1. 和室とリビングの一体化(段差解消)
- 2. マンションならではの床施工(遮音フローリング)
- 3. 大判フロアタイルの「割り付け」
- 4. 建具を今の規格サイズへ
- 5. 壁掛けテレビの配線隠し(GL工法)
- 6. 白基調+アクセントクロス
- 7. 収納とコーディネート
- 工事の流れ(全4回の密着レポート)
- この現場で大切にしたこと
- よくある質問(FAQ)
- Q. 中古マンションのフルリノベーションはいくらかかりますか?
- Q. 中古マンションのフルリノベーションはどれくらいの期間がかかりますか?
- Q. マンションの和室をリビングと一体化できますか?
- Q. マンションの床は自由に選べますか?
- Q. 間取りを大きく変えないリノベーションでも効果はありますか?
- Q. 中古マンションを購入する前に相談できますか?
- 一宮市・稲沢市・江南市・名古屋市など愛知県全域で対応しています
こんにちは、BOIS創建です。
お客様が購入された中古マンションを、丸ごとフルリノベーションさせていただきました。いちばんの見どころは、独立していた和室を解体し、リビングとひと続きの超広々空間に生まれ変わらせたことです。
この現場は、解体から完成まで全4回にわたって工事の中身を公開してきました。この記事では、施工事例として全体をまとめてご紹介します。
工事概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 物件種別 | 中古マンション(築28年・RC造) |
| 工事内容 | フルリノベーション(内装・水回り・建具・収納・窓装飾) |
| 主な変更点 | 和室を解体しリビングと一体化、床の段差解消 |
| 工期 | 約2ヶ月 |
| 工事金額 | 約1,200万円 |
| きっかけ | お客様が中古マンションを購入後、業者様のご紹介でご依頼 |
Before → After:和室が超広々リビングに


Before:リビングと和室が引き違いの扉で仕切られ、和室側には畳を上げ下げできる敷居の段差がありました。押入れには中段と枕棚。建具は昔ながらの低いサイズ(1,900mm台)で、天井には和室特有のラミ天。床は絨毯で、めくるとコンクリートの直(じか)でした。
After:和室を解体してリビングと一体化。床の段差もなくし、玄関の廊下から奥まで視線が抜ける広々としたリビングに。壁の上部・天井部分も取ることで、圧迫感のない開放的な空間になりました。押入れは可動棚の収納に、建具は今の規格(2,320mm)へ。床は石目調の大判フロアタイル、壁は白基調+アクセントクロスで仕上げています。
費用について
今回のフルリノベーションの工事金額は、約1,200万円でした。
この金額に含まれているのは、和室の解体とリビングとの一体化、床(遮音フローリング・大判フロアタイル)、全室のクロス、建具の交換と開口部の造作、キッチン・浴室・洗面・トイレの水回り一式、収納の造作、照明、そしてブラインド・ロールスクリーンなどの窓装飾まで。つまり、見えている部分はほぼすべて新しくしています。
「間取りは大きく変えていないのに、なぜこの金額になるのか」と思われるかもしれません。理由は、水回り設備の入れ替えと、建具・開口部の作り替えが含まれているためです。特に水回りは、面積の大小に関わらず一定の費用がかかる部分です。逆に言えば、和室の一体化のように”効果が大きくて費用は限定的”な工事もあります。どこにお金をかけるかで、満足度は大きく変わります。
なお、費用は物件の状態・専有面積・工事範囲・設備のグレードによって大きく変わります。この金額はあくまで一例としてご覧ください。マンションフルリノベの一般的な費用相場や内訳については、こちらで詳しく解説しています。
工事のポイント
1. 和室とリビングの一体化(段差解消)
もともと畳を上げ下げできるよう床に敷居の段差が入っていました。これをきれいに取り払い、上から増張りをして、リビングと同じ高さの床に。段差がなくなるだけで、空間はぐっと広く使いやすくなります。壁も、圧迫感が出ないようになるべく高く上げ、天井部分も取ってクロスできれいに巻いて仕上げました。


2. マンションならではの床施工(遮音フローリング)
絨毯をめくるとコンクリートの直でした。マンションは下の階への音に配慮する必要があるため、遮音等級の高い直張りフローリング(L45)を使用。既存のフローリング部分には上張りをし、材料が変わる境目には見切り材を入れて、きれいに納まるよう施工しました。

3. 大判フロアタイルの「割り付け」
仕上げには石目調・グレー系の60cm角の大判フロアタイルを採用しました(通常は45cm程度が多いサイズです)。大判は端から順に貼ると最後に中途半端な切れ端が出てしまうため、廊下のセンターを基準に割り付け。両端に残る幅が揃い、すっきりと美しく納まりました。

4. 建具を今の規格サイズへ
古い建具は高さ1,900mm台と低く、そのままでは圧迫感が残ります。開口の上部をカットして作り直し、2,320mmの建具へ。洗面・トイレも含め、上げられるところはすべて高くしました。天井が高く見え、空間が広く感じられます。


5. 壁掛けテレビの配線隠し(GL工法)
構造上壊せないコンクリート壁は、GL工法でボードを貼って仕上げ。さらに壁を手前にふかし、その中に配線を通すことで、壁掛けテレビの位置にコンセントと配線をすっきり納めました。コードが見えない仕上がりです。


6. 白基調+アクセントクロス
クロスは天井・壁とも白がベース。ただし全面白だと単調になるため、玄関からリビングへ視線が抜ける面と、各部屋に一面ずつアクセントクロスを配置しました。クロスは見た目だけでなく、傷や汚れが目立ちにくい耐久性の高いタイプを選定しています。

7. 収納とコーディネート
「収納はなるべく多く」というご要望に合わせ、可動棚を中心に設計。クローゼットは中段をなくして広く使えるように、玄関収納は上下目いっぱいのサイズで取り付けました。建具のレバーハンドルや棚のブラケットはゴールドで統一。窓装飾もブラインド4か所とロールスクリーンを当社で手配・取り付けし、空間全体をコーディネートしています。
工事の流れ(全4回の密着レポート)
この現場は、解体から完成まで工事の中身を公開しました。各回の詳しい内容はこちらからご覧いただけます。
▶#1 解体スタート!現場に密着しました
▶#2 和室の解体と下地づくり|解体して見えたプロのこだわり
▶#3 クロス工事|プロが選ぶ壁紙の秘密
▶#4 完成|和室が超広々リビングに大変身
この現場で大切にしたこと
リフォームは、新築のように図面どおりに進むものではありません。解体してみて初めて分かることがあり、その場その場で適材適所の判断が求められます。この現場でも、解体後に「こうした方がいい」という点がいくつも出てきました。
だからこそ、打ち合わせを何度も重ねました。当社のコーディネーターも入り、お客様とすり合わせを繰り返しながら、この形にたどり着きました。ブラインドやロールスクリーンの提案も、その積み重ねの一つです。
なお、工事期間中は中東情勢の影響で資材の入荷が読みにくい時期もありましたが、無事に予定どおりお引き渡しできました。
最後にひとつ、これから中古マンションを購入してリノベーションを考えている方へ。この現場のお客様は、私たちが物件を見る前に購入をほぼ決めておられました。購入後に「思っていたのと少し違った」という点も実際にありました。中古物件を買ってリフォームをお考えなら、購入を判断する前に、リフォームの相談ができる人を必ず現地に連れて行ってください。壁を壊せるか、間取りを変えられるか——それが分かってから判断できると、後悔がぐっと減ります。
よくある質問(FAQ)
Q. 中古マンションのフルリノベーションはいくらかかりますか?
A. この事例では、築28年のマンションを約1,200万円でフルリノベーションしました。和室の一体化、床・クロス・建具の一新、キッチン・浴室・洗面・トイレの水回り一式、収納造作、窓装飾までを含んだ金額です。費用は専有面積・工事範囲・設備グレードによって変わるため、正確な金額は現地調査のうえでお見積もりします。
Q. 中古マンションのフルリノベーションはどれくらいの期間がかかりますか?
A. 工事範囲によりますが、この現場では解体から引き渡しまで約2ヶ月でした。管理組合への工事申請や資材の納期状況によって前後するため、余裕を持ったスケジュールをおすすめします。
Q. マンションの和室をリビングと一体化できますか?
A. できます。この事例では、和室とリビングを仕切っていた引き違いの扉と、床の敷居の段差を解体し、床の高さをそろえることでひと続きの広い空間にしました。押入れも可動棚の収納に作り替えています。
Q. マンションの床は自由に選べますか?
A. 管理規約で遮音等級が定められていることが多く、L45などの遮音性能を持つ床材を使う必要があります。この事例でも、コンクリート直の部分にはマンション専用の直張り遮音フローリングを使用しました。
Q. 間取りを大きく変えないリノベーションでも効果はありますか?
A. あります。この事例も間取りの変更は和室部分が中心で、あとは今あるものを活かしています。それでも建具・床・クロス・収納・水回りを一新することで、住まいの印象は大きく変わります。
Q. 中古マンションを購入する前に相談できますか?
A. ぜひご相談ください。「この壁は壊せるか」「間取りは変えられるか」を購入前に確認しておくと、購入後の後悔を防げます。BOIS創建では購入前の物件チェックからご相談を承っています。
一宮市・稲沢市・江南市・名古屋市など愛知県全域で対応しています
「中古マンションを買ってリノベーションしたい」「和室をリビングとつなげて広くしたい」「購入前に相談したい」——そんな時は、地域密着のBOIS創建にご相談ください。解体して分かる部分まで包み隠さずお見せしながら、暮らしに寄り添ったご提案をします。無料現地調査・お見積もりからお気軽にどうぞ。
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