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プロの大工道具を紹介します|「AIにはできない」職人の仕事と、道具に宿る職人魂【一宮市の工務店】
こんにちは、BOIS創建の大工の職人社長よっちゃんです。
今日は平屋のリノベーション現場から、大工さんがどんな道具を使っているのかをご紹介します。あわせて、職人さんの仕事風景もご覧いただければと思います。
普段あまり見ることのない世界だと思いますが、道具を見ると、その職人さんの仕事ぶりが分かります。
まずは断熱材から。触っただけで厚みが分かる

現場に置いてあったのは、スタイロフォームという断熱材です。厚みは30mm。
大工さんあるあるなのですが、触っただけ・見ただけで何ミリか分かるんです。長年扱っていると、指先が覚えてしまうんですね。
この断熱材は床下に敷き込むものです。隙間風が入ってこないように敷き詰めることで、床が暖かくなります。天井にはグラスウールを入れていますが、場所によって使う断熱材が変わります。
面白いのが、切った残りの使い道です。これ、養生にも使えるんですよ。木を切るときに下に敷いたり。折れたら、また使い古したスタイロフォームを代用していく。無駄にしない使い方をしています。
まっすぐ切るための「定規」

丸ノコで木材をまっすぐ切るための定規もあります。
たとえば「50cmでこれを切りたい」というとき、この定規を当てて丸ノコを合わせて切ると、面に対して垂直にきれいに切れます。フリーハンドでは、どうしても切り口が斜めになってしまいます。
そして刃。実は刃にもいろいろあって、安いものなら2,000〜3,000円ほどで買えます。ただ、5,000〜6,000円ぐらいの刃を使うと長持ちするんです。刃を使い分けて、いい仕事をする。ここも職人のこだわりです。
これ、何だと思いますか?

三脚のように見えるものがありました。カメラやビデオを置くための三脚に見えるのですが、実は違います。
これは、レーザー墨出し器を載せるための三脚です。
壁を起こしたり倒したりして垂直を見る作業で、レーザーを使う場面があります。あのレーザー、垂直だけでなく水平も見られるんです。ただ、水平を見るときに地面に置いてしまうと、そのラインの水平しか見られない。そこで、この三脚にレーザーを設置します。
くるくる回すと上下に動くので、見たい高さに合わせられます。水平を合わせたいときに、ここにレーザーを置いて線を出せば、その線でチェックして水平が取れる。
大工さんにとっては必需品で、持っていない人はまずいないと思います。
昔ながらの「下げ振り」も現役です

もう一つ、面白い道具があります。「下げ振り」です。
おもりのついた糸を上から垂らして、そこから柱までの距離を測ります。上下で同じ寸法なら、柱はまっすぐ。もし上が5cmで下が2cmなら、柱が倒れている、ということが分かります。
レーザーと似た使い方ですが、こちらはパッと出してすぐ判断できるのが利点です。ハイテクな道具と、昔ながらのシンプルな道具。どちらも現役で、場面に応じて使い分けています。
エア工具は、大工さんの相棒
コンプレッサーも欠かせません。エア工具を使うには、これが必需品です。
高圧の釘打ち機は、釘を打つ、ビスを打つ、フロアのタッカーを打つ。大工さんにとって本当に大事な道具です。50mmのロール釘をセットして、押さえて押すと、一瞬で釘が打てます。
面白いのが、50mmと75mmで重さが全然違うことです。75mmはかなり重い。これを1日持って仕事をしていると、腕が疲れます。釘の長さも全然違って、75mmはかなり長く、ごつい釘まで一瞬で打てます。
もう一つ、フィニッシュネイラーという道具もあります。細かい作業や、薄いベニヤを打つときに使います。この釘、頭が茶色や白、薄茶色など色付きになっているんです。普通の釘だと打った跡が目立って見た目が良くないのですが、これなら仕上げの色に合わせられる。しっかり留められて、見た目もきれいに収まります。長さも15mmから35mmまで、いろいろな種類があります。
そしてマルチツール。刃が何十種類もあって、鉄も木材もアルミも切れます。手が入らない細かい部分でも、差し込んで切ったり加工したりできる。これも大工さんはみんな持っているんじゃないかと思います。
道具を大事にできる人は、いい職人

現場を見ていて気持ちがいいのは、道具がきれいに整理整頓されていることです。
丸ノコも手ノコも、きちんと並べて置いてある。道具を大事にする職人さんは、仕事も丁寧です。これは間違いないと思っています。
私は野球をやっていたのですが、野球の道具もめちゃめちゃ大事にしていました。それと同じです。道具を大事にできる選手は一流のセンスがあると思うし、道具を大事にできる大工さんは一流の大工さん。私はそう思っています。
そして、道具の選び方には正解がありません。「ここではどんな材料を使おう」「どんな道具を使おう」——人それぞれ、まったく同じやり方はないんです。経験と、その職人さんの質。適材適所でしっかり使い分けているところが、腕の見せどころになります。
AIにはできない仕事があります

少し話が逸れますが、今後の未来を考えると、AIは当然大事になってくると思います。
それでも、職人の手にはAIは勝てない。今後もやはり重宝されていくだろうと思っています。
道具を選び、状況を判断し、その場に合わせて手を動かす。どんな道具を使えば効率よく進められるかを常に考えながら仕事をしている。これは簡単に置き換えられるものではありません。
今日入ってくださった大工さんも、私と年齢の近い方です。本当にありがたいです。こうした職人さんの技術を大事にしながら活かしていく。そして私の役割は、その大工さんが作業しやすいようにしてあげること。ここが大事だと思っています。
よくある質問(FAQ)
Q. 大工さんが現場で使う代表的な道具は何ですか? A. 丸ノコと専用の定規、レーザー墨出し器と三脚、下げ振り、コンプレッサーと高圧釘打ち機、フィニッシュネイラー、マルチツールなどです。作業内容に応じて使い分けます。
Q. レーザー墨出し器と下げ振りは、何が違うのですか? A. どちらも垂直や水平を確認する道具です。レーザー墨出し器は三脚に載せることで任意の高さの水平線を出せます。下げ振りは糸におもりを付けて垂らし、上下の寸法差で柱の傾きを確認するもので、すぐに出して使える手軽さがあります。
Q. フィニッシュネイラーは普通の釘打ち機と何が違いますか? A. 細かい作業や薄い材料に使う道具で、釘の頭に白・茶・薄茶などの色が付いています。仕上げの色に合わせられるため、打った跡が目立ちにくく、見た目をきれいに収められます。
Q. いい職人さんを見分けるポイントはありますか? A. 道具と現場の整理整頓は一つの目安になります。道具を大事に扱い、きちんと整理している職人さんは、仕事も丁寧なことが多いです。また、状況に応じて道具や工法を使い分けられる経験も、腕の差として表れます。
BOIS創建が大切にしていること

BOIS創建は、一宮市に本部と工場を構える地域密着の工務店です。私自身が大工出身で、現場の納まりまで分かったうえでご提案しています。
工事の透明化をテーマに、完成した写真だけでなく、職人がどんな道具でどう手を動かしているかまでお見せしています。まだまだ大工さんが使っている道具はこんなものではありません。もっといろいろな道具や、オープンにできる部分をご紹介していきたいと思っています。
工事をして終わりではなく、そこからが一生涯のお付き合いのスタートです。
一宮市・稲沢市・江南市・名古屋市など愛知県全域で対応しています
「リフォームやリノベーションを考えている」「職人にきちんと施工してほしい」——そんな時は、地域密着のBOIS創建にご相談ください。無料現地調査・お見積もりからお気軽にどうぞ。
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