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【賢い家づくり】水道代を劇的に節約!最新水回り設備の節水効果と光熱費削減の秘訣

はじめに

毎日の生活に欠かせない「水」。
飲料水として、また料理や洗濯、入浴など、私たちは日常で意識することなく大量の水を使っています。

皆さんは、日常で節水を心がけていますでしょうか?節水は家計に大きなメリットがあります。
特に、給湯設備や水回りの使用頻度が高い生活において、少しの工夫や設備の入れ替えによって、
水道代だけでなく、お湯を沸かすためのガス代や電気代の節約にも繋がり、家計を大きく助けてくれるのです。

今回は、家づくりやリフォームを考える上で知っておきたい「水回りの省エネ」に焦点を当て、
具体的な節水の工夫から、最新の節水設備の特徴までを詳しくご紹介します。
賢く節水し、家計と環境に優しい住まいを実現しましょう。

世帯人員別の1ヶ月あたりの平均使用水量

私たちが日常でどれくらいの水を使っているか、具体的なデータを見てみましょう。
東京都水道局の統計によると、世帯人員別の1ヶ月あたりの平均使用水量は以下の通りです。

■ 世帯人員 1人| 平均使用水量(m³) 8.1 /月|平均使用水量(リットル)約270 /日
■ 世帯人員 2人| 平均使用水量(m³) 15.6 /月|平均使用水量(リットル)約520 /日
■ 世帯人員 3人| 平均使用水量(m³) 21.0 /月|平均使用水量(リットル)約700 /日
■ 世帯人員 4人| 平均使用水量(m³) 25.6 /月|平均使用水量(リットル)約860 /日
■ 世帯人員 5人| 平均使用水量(m³) 28.5 /月|平均使用水量(リットル)約950 /日
■ 世帯人員 6人以上|平均使用水量(m³)33.6 /月|平均使用水量(リットル)約1120 /日

上記からわかるように、人数が増えれば増えるほど、当然ながら使用水量は増加します。
特に、4人家族の場合、1ヶ月で約26m³もの水を使っていることがわかります。
この膨大な量の水の一部でも節約できれば、物価高の今、助かりますよね。

家でできる節水方法をご紹介

特別な設備がなくても、日々のちょっとした意識と工夫で、大きな節水効果を得ることができます。
具体的にどの程度の節約になるのか、電気消費量に換算して比較してみましょう。

1. 歯磨きで口をすすぐ際、コップに水入れて対応する

⚫︎節水効果
1回あたり約5.4リットルの節水

1カ月間に換算すると… テレビを毎日1〜2時間ほど見続ける電力消費量に相当

水を出しっぱなしにする習慣を、コップにくんだ水で数回すすぐ方法に変えるだけで、
1ヶ月で約162リットル(5.4リットル×30日、1日1回計算)もの節約になります。
これは、年間で約1,944リットルにもなる、積み重ねの大きな効果です。

2. お風呂の残り湯を洗濯に再利用

⚫︎節水効果
1回あたり約90リットルの節水

1カ月間に換算すると… テレビを毎日3時間ほど見続ける電力消費量に相当

お風呂の浴槽に貯めた水を、洗濯機の「洗い」や「すすぎ(1回目)」に利用するだけで、一気に約90リットルの水を節約できます。
これは非常に効果の高い節水方法です。
洗濯機に汲み上げるポンプを使えば、重労働なく簡単に再利用できます。

3. キッチンで食器を洗う際、水を出しっぱなしにせず、溜め洗いを心がける

⚫︎節水効果
1回あたり約90リットルの節水

1カ月間に換算すると… テレビを毎日6時間ほど見続ける電力消費量に相当

食器の油汚れは、洗う前に紙などで拭き取り、シンクに水を溜めて一気に洗う「溜め洗い」を習慣づけましょう。
洗い終わったら、すすぎの際も水を出しっぱなしにせず、ためた水で洗剤を流す工夫をすることで、大量の水を節約できます。
溜め洗いをしない場合と比べると、約90リットルもの節水効果が見込まれます。

これらの工夫は、水回り設備が古いご家庭でもすぐに実践できる、非常に有効な手段です。

節水性に優れた水回りの設備とは

日常の節水意識に加えて、さらに大きな節水効果と快適性を得るには、最新の節水型設備へのリフォームが最も効果的です。
特に、使用頻度の高いトイレ、お風呂、キッチンには、驚くほどの節水技術が搭載されています。

洗面台 〜ムダを抑える節水・節湯水栓を導入〜

洗面台は、手洗いや洗顔、歯磨きなど、日常で頻繁に水を出し入れする場所です。
ここで使う水量を抑えることは、家計の節約に直結します。

■ 節湯水栓(エコハンドル、エコシングル水栓など)

洗面台もキッチンと同様に、水だけを使うつもりでレバーを動かしているのに、
無意識にお湯の給湯器が作動してしまう「ムダな給湯」を防ぐ機能が付いた水栓が主流です。

レバー中央位置では水だけが出るようになっており、湯側の位置にレバーを動かすと「カチッと」とした感触があることで、お湯の使い過ぎを防ぎます。

トイレ 〜超節水型トイレで水の使用量を大幅削減〜

トイレは、家の中で最も水を使う場所の一つです。
約20年前のタイプトイレは1回流すのに約13リットルの水を使用していました。

しかし、最新の節水型トイレは、大で3.8リットル〜4.8リットル程度、小で3.3リットル程度という、驚異的な節水性能を誇ります。


■ トルネード洗浄・泡洗浄など
少ない水でも便器内全体を強力に洗浄する技術。

■ セフィオンテクトなどの防汚技術
汚れがつきにくく、落ちやすいため、余分な洗浄水を使わない。

■ 節電機能
便座の保温、ウォシュレットの瞬間湯沸かしなどで電気代も節約。

キッチン 〜節水水栓と食器洗い乾燥機(食洗機)〜

キッチンの節水は、「溜め洗い」の意識改革に加え、設備の力を借りることでさらに効率化できます。

■ 節水型水栓(エコシングル水栓など)

お湯と水の境目をわかりやすくする「カチッと」というクリック感がある水栓。
無意識にお湯を使おうとしてガス代・電気代を浪費するのを防ぎます。

手元で簡単に水の出し止めができる「シャワー・ストップ」機能付きのものも、こまめな節水に役立ちます。

■ 食器洗い乾燥機(食洗機)

手洗いに比べ、食洗機は一般的に約1/5〜1/9の水量で洗浄が可能です。
高温洗浄により、手洗いでは落ちにくい油汚れも強力に洗浄でき、洗剤の使用量も抑えられます。
乾燥機能により、ふきんを使う必要がなく、衛生面でも優れています。

浴室(シャワー) 〜節水シャワーヘッドと高効率給湯器〜

入浴やシャワーは、心地よさを保ちつつ節水したい場所です。

■ 節水型シャワーヘッド

吐水量を抑えながらも、水圧と浴び心地を両立させたシャワーヘッド。
手元で水を止められる「手元ストップボタン」付きのものも効果的です。

■ 高効率給湯器(エコジョーズ、エコキュートなど)

節水そのものではありませんが、水回り全体での省エネ効果は絶大です。
排熱を再利用することで、少ないガスや電気でお湯を沸かし、光熱費を大幅にカットします。
特にエコキュートは、電気代の安い夜間にお湯を沸かすため、トータルコスト削減に貢献します。

まとめ

「古くなった設備の入れ替え」や「節水・省エネ」をお考え方、
特に、以下のようなご要望をお持ちの方は、水回りのリフォームをぜひご検討ください。

・古くなったキッチンやお風呂を最新の設備に入れ替えたい
・お掃除のしやすい水回り空間にしたい
・節水・省エネなど、機能性にもこだわりたい
・家族構成やライフスタイルの変化に合わせて使いやすくしたい
・冬場の寒さやヒートショックが心配で、安全性を高めたい

水回りのリフォームはBOIS(ボワ)創建株式会社で!

弊社では、お客様一人ひとりの生活様式とご予算に合わせ、最適な設備をご提案いたします。
最新の設備への入れ替えを通じて、賢く、快適で、環境に優しい住まいづくりをサポートさせていただきます。
水回りのリフォームに関するご相談やお見積もりは、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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