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フローリングのリフォームを徹底解説

 お家のフローリング、傷や汚れ、劣化による剥がれ、ワックスが取れてしまったりして悩んではいませんか?床材のフローリングは長年住んでくると、気になる部分も多くなり、そろそろリフォームしたいな…と思うこともあるのではないでしょうか。

 床材となるフローリングは見た目や雰囲気で、お部屋のイメージもガラッと変わり重要な部分になります。でもフローリングのリフォームって、どうやってやるの?私の家はできるのかよくわからない。という方も多いと思います。

  そこで内装リフォームのプロである我々の豊富な経験を元に、フローリングのリフォームのやり方やタイミングなどを解説していきます。リフォームやリノベーションをご検討されている方は、是非参考にしてくださいね!

フローリングのリフォームの方法は?

フローリングをリフォームするとなると、どんなリフォームをイメージされますでしょうか。
方法は2パターン「上貼り」と「貼替え」があります。それぞれの特徴があってメリット、デメリットも存在します。戸建て住宅やマンション、事務所やオフィス、店舗など、様々な場所でフローリングが使用されています。
大切なことは今のフローリングがどのように施工されているのかを、よく確認して最適なリフォームの方法を考える必要があります。

そして気になるのが住みながらリフォームすることがほんとにできるの?と思われる方も多いと思います。
結論から言いますと、「できます。」しかし様々な障壁が出てくるため、一つ一つクリアにして工事を進めていかなければいけません。例えばお部屋の家具などがあれば、移動もしなければいけないですし、作業中の粉塵やほこりが舞うので養生材で保護もしないといけません。
家具を少しずつ移動させながら工事をすることもできますが、時間や作業の手間がかかってしまうので、そこも考慮しないといけません。 工事期間中はもちろん、工事中のお部屋は使えませんので、別の部屋を使用するか、工事期間が長くなるような場合は家を出て空けてしまったほうが良い場合もあります。

その時の状況で、どんなリフォームの方法が一番最適なのか、ポイントを押さえて工事に入りましょう。

フローリングの張替え施工

フローリングの張替え施工とは。
現状の床材、フローリング材をすべて解体し、真っ新な状態にしてから再度新しいフローリングを張っていくのが全面張替えになります。場合によっては下地からの取替えが必要になる場合があります。その場合は、工事期間が長くなり材料代も高くなるため、事前に下地までのやり替えが必要なのかは、リフォーム会社に確認しておく必要があります。
長く住んでみえる場合、下地が弱っていたり、経年劣化している場合があります。今後長い目で見た時に、取り替えておいた方が良い場合もあります。
事前に相談していきながら、よりよいリフォームにしていきましょう。

メリットは床下の状況まで確認できることや、フローリングのリフォームは現状の空間から、より開放的な空間の実現が可能です。住み心地もよくなることは言うまでもありません。

デメリットも理解しておくことが大切です。床のフローリングは基本的には外周壁や間仕切り壁などの壁の仕上げ材を張る前に、先行して床を張っていることがほとんどです。ということはフローリングを解体したくても、壁がフローリングの上に乗っていてはフローリングが捲れません。壁際などは特殊な工具を使って解体することもできますが、施工の手間は思っている以上にかかりますので知っておいて損はないでしょう。

フローリングの上張り施工

フローリングの上張り施工とは、その名の通り、今のフローリングの上から、上張り用のフローリングを施工していく方法になります。施工方法としては張替えに比べ、捲ることがないので、ゴミが出ません。さらには解体工事が不要のため費用も抑えることができます。当然捲ったあとの下地の処理や取り替えも不要のためコスト削減と工事日数も短縮できます。

さらにはデメリットもありますので、お伝えさせていただきます。
既存の床の上から、新しいフローリングをそのまま貼るので少し厚みが出て床の高さが若干上がります。上張り用のフローリングの厚みは様々で、1㎜、3㎜、6㎜、9㎜などがあります。床の高さが上がるため、気をつけなければいけないのは、扉がある場合、扉の下の部分が床に擦ってしまう可能性があります。
厚みが厚ければ厚いほど、耐久性もありますが、扉が緩衝しないかどうかの確認は事前にしておいた方が良いでしょう。
また段差ができてしまう場合、段差を解消させるための見切り材などもありますので、上手く活用していきながら、きれいな施工に見せるための工夫も必要です。
さらには木巾木がある場合は、一度解体して新しいものを取り付けした方が、工事も綺麗に仕上がる場合がありますので、リフォームをしてもらうか会社に相談すると良いでしょう。
巾木の取替えが必要!壁紙を貼替える必要はある。と予定外のリフォームになってしまう可能性がありますので事前に確認をしておきましょう。

和室を洋室にしたい(畳→フローリング)

畳の部屋をフローリングに変えたい。といったリフォームもされる方も多くなってきました。和室を洋室にしたい!押入をクローゼットにしたい!などなど、畳をフローリングに変えるだけで和→洋になりイメージが変わります。
畳の厚みは様々で、暑くて55mmほどの厚みとなります。畳を撤去してそのままフローリングを貼ってしまうと、フローリングの厚みが12mmとなるため、床の高さが下がってしまいます。
そのため新しくフローリングを貼る前に、床をフラットに上げる工事が必要になります。
床上げの高さを調整しながら、まずは下地を造作し、フローリングを張った高さが、もともとの畳の高さと同じになるように仕上げていきます。
下地の合板や床上げの下地材が必要になるため、材料費が余分にかかること念頭においておきましょう。

まとめ

今回は「フローリングのリフォームの徹底解説」として
フローリングの貼り替え工事、上張り工事、床上げ工事の施工方法を徹底解説させていただきました。

フローリングのリフォームを考えるタイミングでお悩みの方、当社の施工事例をご紹介させていただきながら費用や工期なども解説していきます。

私たち「BOIS(ボワ)創建株式会社」が大切にしていることは、リフォーム前の状況をしっかりと把握し、最適なリフォームの方法をプロの目線からご提案させていただくことです。
事前の説明がしっかりされていなかったり、メリットばかりの説明のみで、デメリットやリスクなども包み隠さず説明してくれるほうが、リフォームが無事に終わったときに、心の底から「リフォームして良かった」と思っていただけるでしょう。
工事に入る前に、フローリングのリフォームについての知識をより深めて、いざリフォームする!となった時の参考にぜひしていただければと思います。