「リビングのフローリングは傷だらけで気になる・・」「ワックスをかけてももうきれいにならない」「床を張り替えたいけど費用が高そうだし、工事を大掛かりになりそう」など、こんなお悩みをお持ちの方に今注目されているのがフローリングの上貼り(重ね貼り)リフォームです!
この記事では、一宮市で多くのリフォームを手掛けてきたプロの視点から、フローリング上貼り工事のメリット・デメリット、そして木になる費用や注意点まで忖度なしで徹底解説します。
フローリングの上貼りとは?

まずは、上貼りがどのような工事なのかを明確にしておきましょう。
上貼り工法の特徴:既存の床を「剥がさない」
フローリングの上貼りとは、その名の通り、今あるフローリングやクッションフロアを剥がさずに、その上から新しい床材を重ねて貼る工法です。
古い床を解体する必要がないため、リフォームの手間とコストを大幅に削減できます。
貼り替え工法との違い:費用・工期・仕上がりの比較
【上貼り工法】
・費用:安い(解体・処分費が不要)
・工期:短い(最短1日)
・騒音やホコリ:少ない
・下地補修:できない
・仕上がり:少し床が高くなる
【貼り替え】
・費用:高い(解体・処分費・下地補修費)
・工期:長い(3日〜1週間程度)
_騒音やホコリ:多い(解体作業時に発生)
・下地補修:できる(根本解決)
・仕上がり:高さは変わらない
どちらが良いかは、現状の床の状態やお客様のご要望によって異なります。
上貼り工法の特徴:既存の床を「剥がさない」
フローリングの上貼りとは、その名の通り、今あるフローリングやクッションフロアを剥がさずに、その上から新しい床材を重ねて貼る工法です。
古い床を解体する必要がないため、リフォームの手間とコストを大幅に削減できます。
貼り替え工法との違い:費用・工期・仕上がりの比較
【上貼り工法】
・費用:安い(解体・処分費が不要)
・工期:短い(最短1日)
・騒音やホコリ:少ない
・下地補修:できない
・仕上がり:少し床が高くなる
【貼り替え】
・費用:高い(解体・処分費・下地補修費)
・工期:長い(3日〜1週間程度)
_騒音やホコリ:多い(解体作業時に発生)
・下地補修:できる(根本解決)
・仕上がり:高さは変わらない
どちらが良いかは、現状の床の状態やお客様のご要望によって異なります。
フローリング上貼りのメリット
上貼りが選ばれる理由は、主に以下の3つの大きなメリットはあるからです。
解体費・処分費が不要のため費用が安い
最大のメリットは費用です。
貼り替え工事の場合、既存の床を剥がす「解体費」と、剥がした床材を処分する「産業廃棄物処分費」が必ず発生します。
上貼り工事では、この二つが丸々不要になるため、工事費用全体を安く抑えることができます。
目安として、貼り替えリフォームの約半額〜7割程度の費用で済むケースも少なくありません。
貼り替え工事の場合、既存の床を剥がす「解体費」と、剥がした床材を処分する「産業廃棄物処分費」が必ず発生します。
上貼り工事では、この二つが丸々不要になるため、工事費用全体を安く抑えることができます。
目安として、貼り替えリフォームの約半額〜7割程度の費用で済むケースも少なくありません。
最短1日!工期が短い
解体作業がないため、工事期間が非常に短いのも特徴です。
6畳〜12畳程度のリビングであれば、朝から作業を初めて夕方には完了する「最短1日リフォーム」も可能です。
工事中にお部屋を使えない期間が短いため、家具の移動なども最小限で済み、住みながらのリフォームに最適です。
6畳〜12畳程度のリビングであれば、朝から作業を初めて夕方には完了する「最短1日リフォーム」も可能です。
工事中にお部屋を使えない期間が短いため、家具の移動なども最小限で済み、住みながらのリフォームに最適です。
ホコリや騒音が少ない
床を剥がす際の大きな音や、舞い上がるホコリがほとんど発生しません。
そのため、ご近所の騒音トラブルの心配が少なく、特に音の配慮が必要なマンションリフォームにおいて、非常に人気の工法です。
そのため、ご近所の騒音トラブルの心配が少なく、特に音の配慮が必要なマンションリフォームにおいて、非常に人気の工法です。
フローリング上貼りのデメリット

良いことづくめに見える上貼り工法ですが、知っておかないと後悔するデメリットも存在します。
ご契約前にこのようなデメリットは必ず確認することをお勧めします。
ご契約前にこのようなデメリットは必ず確認することをお勧めします。
床が少し高くなる(敷居との段差・ドアの開閉部分に注意)
既存の床の上に新しい床材を貼るため、その分だけ床が必ず高くなります。(厚さ6ミリ〜15ミリ程度)
・隣の部屋の敷居との間に段差ができる
・ドアの下部が新しい床に擦れてしまい、開閉ができなくなる(ドアを削る追加工事が必要な場合あり)
・クローゼットや収納扉が床に干渉してしまう
特に、バリアフリーを重視される場合は注意が必要です。
・隣の部屋の敷居との間に段差ができる
・ドアの下部が新しい床に擦れてしまい、開閉ができなくなる(ドアを削る追加工事が必要な場合あり)
・クローゼットや収納扉が床に干渉してしまう
特に、バリアフリーを重視される場合は注意が必要です。
下地の根本的な補修ができない(床鳴りやふかふか感は残る)
これが最も重要なポイントです。
上貼り工法はあくまでも表面をきれいにするリフォームです。
もし既存の床が「歩くとふかふかする」「ぎしぎしと床鳴りがする」といった場合、その原因は床表面でなく、その下にある下地(根太など)の劣化が原因です。
上から床を貼ってもこの根本原因は解決しないため、床鳴りやふかふか感が残ってしまいます。
上貼り工法はあくまでも表面をきれいにするリフォームです。
もし既存の床が「歩くとふかふかする」「ぎしぎしと床鳴りがする」といった場合、その原因は床表面でなく、その下にある下地(根太など)の劣化が原因です。
上から床を貼ってもこの根本原因は解決しないため、床鳴りやふかふか感が残ってしまいます。
将来の際リフォーム費用が高くなる
現在「上貼り」でリフォームした場合、その次に床をリフォームする際は、2層になった床材を両方とも剥がす必要があります。
その結果、通常の貼り替え工事と比べて解体費や処分費が高くなる可能性があります。
その結果、通常の貼り替え工事と比べて解体費や処分費が高くなる可能性があります。
選べる床材が限られる場合がある
上貼りには、専用の薄型(6ミリ厚など)フローリング材やフロアタイル、クッションフロアなどが主に使用されます。
無垢材のような厚みのあるフローリングや、特定のデザインの床材を使いたいなどご希望がある場合、上貼りでは対応できないことがあります。
無垢材のような厚みのあるフローリングや、特定のデザインの床材を使いたいなどご希望がある場合、上貼りでは対応できないことがあります。
下地の状態によっては施工できない
こぞんの床の傷みが激しい場合、(湿気で腐食している・シロアリの被害があるなど)上貼り工法自体ができません。
無理に貼ってもすぐに問題が発生するため、貼り替えが必要になります。
無理に貼ってもすぐに問題が発生するため、貼り替えが必要になります。
フローリング上貼りリフォームの費用相場
上貼り工法と貼り替え工法で、費用がどれくらい変わるのか見てみましょう。
(費用は使用する床材のグレードによって変動します)
【上貼り工法】
・6畳:8〜15万円
・8畳:11〜19万円
・12畳:15〜25万円
【貼り替え工法】
・6畳:15〜25万円
・8畳:20〜33万円
・12畳:28〜45万円
費用を抑えるには、ベーシックなグレードの上貼り専用フローリング材を選ぶのが一番です。
また、複数の部屋を同時に施工することで、1部屋あたりの単価を下げられる場合もあります。(リビングと廊下など)
(費用は使用する床材のグレードによって変動します)
【上貼り工法】
・6畳:8〜15万円
・8畳:11〜19万円
・12畳:15〜25万円
【貼り替え工法】
・6畳:15〜25万円
・8畳:20〜33万円
・12畳:28〜45万円
費用を抑えるには、ベーシックなグレードの上貼り専用フローリング材を選ぶのが一番です。
また、複数の部屋を同時に施工することで、1部屋あたりの単価を下げられる場合もあります。(リビングと廊下など)
フローリングの上貼りでカビは発生しない?
古い床と新しい床の間でカビが発生しないのか?という心配を非常によくいただきます。
結論から言うと、既存の床が乾燥しており、湿気や結露の問題がなければ、カビが発生するリスクは低いです。
しかし、以下のような場合は注意が必要です。
・もともと床がジメジメしている
・床下に湿気が溜まりやすい
・過去に水漏れを起こしたことがある
このような床をそのまま上貼りして密閉すると、内部でカビが繁殖する最悪のケースにつながります。
カビを防ぐには、施工前のプロによる下地診断が必要不可欠です。
私たち専門業者は、床の含水率をチェックしたり、床下点検口から状態を確認したりして、上貼りが必要かどうかを判断します。
不安な場合は、必ず施工前にご相談ください。
結論から言うと、既存の床が乾燥しており、湿気や結露の問題がなければ、カビが発生するリスクは低いです。
しかし、以下のような場合は注意が必要です。
・もともと床がジメジメしている
・床下に湿気が溜まりやすい
・過去に水漏れを起こしたことがある
このような床をそのまま上貼りして密閉すると、内部でカビが繁殖する最悪のケースにつながります。
カビを防ぐには、施工前のプロによる下地診断が必要不可欠です。
私たち専門業者は、床の含水率をチェックしたり、床下点検口から状態を確認したりして、上貼りが必要かどうかを判断します。
不安な場合は、必ず施工前にご相談ください。
フローリング上貼りと床暖房の相性
既存の床に床暖房が入っている場合、上貼り工法は注意が必要です。
基本的に、既存の床暖房が入っているフローリングへの上貼りは推奨されません。
なぜなら、床材が二重になることで熱が新しい床まで伝わりにくくなり、床暖房の効きが著しく悪化するためです。
また、熱がこもることで床材が変形するリスクもあります。
ただし、メーカーによっては「床暖房対応」を謳った上貼り専用の薄型床材も開発されています。
これらを使用すれば、施工可能なケースもありますが、熱効率が多少落ちることは覚悟しておく必要があります。
床暖房をメインで使う場合は、貼り替え工法をお勧めします。
基本的に、既存の床暖房が入っているフローリングへの上貼りは推奨されません。
なぜなら、床材が二重になることで熱が新しい床まで伝わりにくくなり、床暖房の効きが著しく悪化するためです。
また、熱がこもることで床材が変形するリスクもあります。
ただし、メーカーによっては「床暖房対応」を謳った上貼り専用の薄型床材も開発されています。
これらを使用すれば、施工可能なケースもありますが、熱効率が多少落ちることは覚悟しておく必要があります。
床暖房をメインで使う場合は、貼り替え工法をお勧めします。
フローリング上貼りで使える「床材」の種類
上貼りリフォームでは、主に既存の床の段差に影響しにくい薄型の床材が使用されます。
「上貼り専用の薄型フローリング材(木質系)」
リフォーム用として、厚さ6ミリ程度の薄型フローリング材が各メーカーから販売されています。
これが最も一般的で、仕上がりも新品のフローリングと遜色ありません。
色柄のバリエーションも豊富です。
水回り(トイレや洗面所)に床によく使われるクッションフロア(CF)や、耐久性が高くデザインも豊富なフロアタイルも上貼りが可能です。
これらは、フローリング材よりもさらに薄く、費用も抑えられる傾向にあります。
「上貼り専用の薄型フローリング材(木質系)」
リフォーム用として、厚さ6ミリ程度の薄型フローリング材が各メーカーから販売されています。
これが最も一般的で、仕上がりも新品のフローリングと遜色ありません。
色柄のバリエーションも豊富です。
水回り(トイレや洗面所)に床によく使われるクッションフロア(CF)や、耐久性が高くデザインも豊富なフロアタイルも上貼りが可能です。
これらは、フローリング材よりもさらに薄く、費用も抑えられる傾向にあります。
部屋の用途に合わせた床材の選び方
お部屋の用途と、解消したいお悩みに合わせて選ぶことが重要です。
・リビングや廊下:見た目の良い薄型フローリング材
・子供部屋:傷に強い機能を持つ床材
・水回り:耐水性のあるクッションフロアやフロアタイル
・リビングや廊下:見た目の良い薄型フローリング材
・子供部屋:傷に強い機能を持つ床材
・水回り:耐水性のあるクッションフロアやフロアタイル
フローリングリフォームの施工事例
弊社でフローリングリフォームを行った施工事例をご紹介します。
リビング〜廊下のフローリング工事

リビングと廊下を同じ床材にすることで、お家全体の統一感が出ます。
また、同じ床材を使うことで費用を抑えられると言うメリットもあります。
また、同じ床材を使うことで費用を抑えられると言うメリットもあります。
耐水性のあるクッションフロア

水回りは耐水性のあるクッションフロアを取り入れました。
お掃除がしやすくなったとの嬉しいお声をいただいております。
お掃除がしやすくなったとの嬉しいお声をいただいております。
フローリング貼り替え工事

レッスンスタジオのフローリング工事です。
傷に強い床材を使用することで、耐久性が向上するので、長くお使いいただけます。
傷に強い床材を使用することで、耐久性が向上するので、長くお使いいただけます。
まとめ
フローリングの上貼りは、費用と工期を抑えられる非常にお勧めしたいリフォーム方法です。
しかし、そのメリットを最大限活かすためには、今のおうちの床が、上貼りに適した状態かどうかを正確に見極める必要があります。
床のふかふか感や床鳴りを無視して上貼りしてしまうと、かならず後悔につながります。
私たちは、一宮市を中心に、長年リフォームに携わってきた経験から、お客様の床の状態をプロの目で厳しくチェックして、「上貼りで大丈夫か」「ここは張り替えるべきか」を正直にお伝えします。
この記事を読んで、「うちの床は上貼りできるかな?」「費用はいくらになるのか見積もりが欲しい」など思われた方は、ぜひ一度ご相談ください。
しかし、そのメリットを最大限活かすためには、今のおうちの床が、上貼りに適した状態かどうかを正確に見極める必要があります。
床のふかふか感や床鳴りを無視して上貼りしてしまうと、かならず後悔につながります。
私たちは、一宮市を中心に、長年リフォームに携わってきた経験から、お客様の床の状態をプロの目で厳しくチェックして、「上貼りで大丈夫か」「ここは張り替えるべきか」を正直にお伝えします。
この記事を読んで、「うちの床は上貼りできるかな?」「費用はいくらになるのか見積もりが欲しい」など思われた方は、ぜひ一度ご相談ください。